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通信障害に備えて、サブ回線はどう持つ?

いまと別の通信会社の SIM や eSIM を、もう1回線入れておく方法があります。iPhone も Android(Pixel)も、デュアルSIM で通話とデータに使う回線を選べます。大規模な災害や障害のときは、総務省が案内する JAPANローミングが使えることもありますが、すべての人の通信を保証するものではありません。

更新日 2026年11月7日(この日に公式の案内を確かめました)

あなたの状況は?

サブ回線を選ぶ

  1. いまと別の会社を選ぶ

    Google は、A 社と B 社の SIM を入れておけば、電波状況や回線の混雑でどちらかがつながりにくいときに切り替えられると案内しています。下の表の「回線」の欄も見ます。

  2. 基本料が0円の例を見る

    povo は公式で、基本料0円と書いています。ただし、180日間、有料トッピングの購入などがないと、利用停止、契約解除となることがあります。くわしくは次のページ。

  3. 2つ目を入れられる端末か確かめる

    Apple は、eSIM に対応する iPhone XS・XS Max・XR 以降で2回線を使えると案内しています。iPhone 13 以降は、2つの eSIM にも対応します。

iPhone で2回線にする

Apple の案内です。

  1. 別の会社を使うなら、ロック解除を確かめる

    異なる2つの通信事業者を使うには、iPhone のロックが解除されている必要があります。解除されていないと、2つとも同じ通信事業者のものにします。

  2. 2つ目のプランを追加し、名前を付ける

    「設定」>「モバイル通信」で番号を選び、「モバイル通信プランの名称」で「仕事」「サブ」などの名前を付けます。

  3. データ通信に使う番号を選ぶ

    「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」で選びます。データ通信に使えるのは、一度に1つです。

  4. 「モバイルデータ通信の切替を許可」を見る

    オンにすると、通話中などに自動で切り替わります。Apple は、追加料金がかかる場合があるので、契約先に確かめるよう案内しています。

Android(Pixel)で2回線にする

Google の案内です。

  1. eSIM を追加する

    「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」>「SIM を追加」を開き、通信会社が出した QR コードを読み取ります。

  2. 通話・SMS・データの「プライマリ SIM」を決める

    同じ「SIM」の画面で、それぞれ優先する SIM を選びます。

  3. 状況で切り替えるなら、自動データ切り替えをオン

    「SIM」の画面の「自動データ切り替え」をオンにすると、状況に応じてモバイルデータの SIM が切り替わります。

  4. 2つの eSIM は、機種と契約で決まる

    Pixel 7 シリーズ以降は2つの eSIM に対応しますが、通信会社が許可している場合に限ります。

JAPANローミングの使い方

総務省の案内です。

  1. ネットワークの自動選択をオンにしておく

    障害のときにサービスが提供されていれば、自動で選ばれて使えるようになる場合があります。画面には「JPN-ROAM」と始まるネットワーク名が出ます。

  2. 自動で選ばれないときは、手動で選ぶ

    手動で選ぶ手順は、総務省のページにはまだ載っていません。契約している会社の案内で確かめます。

回線とeSIMの対応(大手・オンライン専用)

「回線」の欄が違う組み合わせにすると、設備の違う2つを持てます。

会社回線eSIM
ドコモドコモWebで新規契約できる
auauWebで新規・のりかえ可
ソフトバンクソフトバンクWebで新規・のりかえ可
楽天モバイル楽天Webで新規・のりかえ可
ahamoドコモ対応
povoau対応
LINEMOソフトバンク対応
UQ mobileau対応
Y!mobileソフトバンク対応

回線と eSIM は、各社の公式ページで確かめたデータから組んでいます。申し込みの前に、各社の公式で今の条件を確かめてください。

JAPANローミングで、読めたこと(総務省)

項目総務省の案内
いつ使えるか大規模災害や大規模障害のときに適用されることがある。平常時や小規模な障害では適用されない
使えるもの一定の条件下で、データ通信・SMS・音声通話(緊急通報を含む)。送受信は最大300kbps(フルローミング方式のとき)
格安SIM(MVNO)SMS・音声通話の契約があれば使える。データ通信は一部のMVNOのみ
使えないとき緊急通報だけ使えることがある
対応端末おおむね令和8年春モデル以降。以前の機種もアップデートで対応することがある
保証すべてのユーザーの通信を保証するものではない(救済する側の事業者のユーザーの容量を確保した上で受け入れるため)

開始時に総務省が挙げている事業者は、ドコモ・KDDI/沖縄セルラー・ソフトバンク・楽天モバイルの4社です。総務省のページに更新日はなく、令和8年4月1日にサービスを開始したと書かれています。SIM の種類や eSIM で使えるかは、読んだページには書かれていません。

つまずきやすいところ

データ通信に使えるのは、一度に1回線

Apple は、iPhone が一度に使えるモバイルデータ通信ネットワークは1つだけと案内しています。

JAPANローミングは、いつでも使えるわけではない

総務省は、平常時や小規模な通信障害には適用されないと案内しています。緊急通報で電話番号と位置情報を送れない場合や、呼び返しができない場合があることも、総務省のページに書かれています。

古い端末は対応していないことがある

総務省は、おおむね令和8年春モデル以降が対応する予定で、以前の機種はアップデートで対応する場合があると案内しています。

よくある質問

サブ回線は、同じ会社でもいいですか?
Google の案内は、A 社と B 社のように異なる通信会社の例です。表の「回線」の欄が同じ組み合わせは同じ回線を使うので、その回線の不調のときは、切り替えても助けにならないと考えられます。
基本料が0円の回線はありますか?
povo は公式で、基本料0円と書いています。ただし、180日間、有料トッピングの購入などがないと、利用停止、契約解除となることがあります。
デュアルSIM で、通話とデータは別々にできますか?
iPhone は、データ通信に使う番号を選べます。Android(Pixel)は、通話・SMS・モバイルデータのそれぞれに「プライマリ SIM」を選べます。
JAPANローミングは、サブ回線の代わりになりますか?
総務省は、すべてのユーザーの通信を保証するものではないと案内しています。大規模な災害や障害のときに適用されることがあり、平常時には適用されません。

各社のページ

月額や特典は、会社ごとのページで確かめられます。

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出典